会津藩士の「義」追体験 会津若松の歴史舞台を巡る

近藤さん(右)の解説を聞きながら見学し、150年前に思いをはせる参加者=旧滝沢本陣

戊辰150年を記念した「いざ、出陣!! 戊辰の史跡をたどるバスツアー」は26日、会津若松市などで行われ、参加者が飯盛山や鶴ケ城など同市内の歴史舞台を巡り、義を懸けて戦った会津藩士らの姿を心に思い描いた。

会津トラベルサービスの企画・実施、会津乗合自動車(会津バス)、福島民友新聞社の主催、会津若松市、同市教委、会津若松観光ビューロー、同市戊辰150周年記念事業実行委員会の後援。福島、郡山両駅を出発点に40人が参加した。

一行は白虎隊が出陣の命を受けた旧滝沢本陣を最初に訪れた。建物には戊辰戦争で残された刀傷や弾痕があり、参加者は手に触れるなどして、戦いの激しさを感じていた。

ツアーの一部には、NHKの紀行・バラエティー番組「ブラタモリ」に出演した同市教委の近藤真佐夫さんが同行し、解説した。飯盛山では、郡上藩(現岐阜県郡上市)を脱藩して会津藩士らと共に戦った「凌霜隊(りょうそうたい)」の悲劇も紹介。参加者は近藤さんの話に聞き入った。

ツアーでは鶴ケ城天守閣への登閣や鶴ケ城ボランティアガイドの案内による城下散策が行われたほか、会津新選組記念館なども訪れた。サプライズイベントとして剣舞の披露もあり、参加者は会津の歴史と文化を満喫した。