2018年4月23日 / 最終更新日 : 2018年4月20日 fminyu 流転の地・斗南編 【維新再考・流転の地】斗南編5 希望託し教育の種まく 陸奥の地の厳しい環境の下、食べ物にも事欠くような苦闘を続けながら、会津の人々は「教育」の大切さを決して忘れなかった。そして、その取り組みは、やがて北の地で芽を吹いていった。作家・星亮一さんによる「維新再考」斗南(となみ) […]
2018年4月16日 / 最終更新日 : 2018年4月9日 fminyu 流転の地・斗南編 【維新再考・流転の地】斗南編4 「国辱雪ぐまでは戦場」 旧会津藩士と家族らが陸奥の地「斗南(となみ)藩」領に移り住んだ1年目の1870(明治3)年。山川浩ら藩の首脳たちが新しい国づくりに奔走する中、移住者たちは最初の厳しい冬を迎えた。人々は何を思い、飢えと寒さに耐えたのか。作 […]
2018年4月9日 / 最終更新日 : 2018年4月9日 fminyu 流転の地・斗南編 【維新再考・流転の地】斗南編3 幼子、生きられぬ厳しさ 戊辰戦争の「戦後処理」として、長州・木戸孝允の主導で決まった旧会津藩士による斗南(となみ)藩3万石の設立。その領地、下北半島を中心とする陸奥の地へは1870(明治3)年の春から秋にかけ、旧藩士とその家族ら1万7千余人が続 […]
2018年4月4日 / 最終更新日 : 2018年4月4日 fminyu 流転の地・斗南編 【維新再考・流転の地】斗南編2 米とれぬ過酷な新天地 斗南(となみ)藩3万石は、戊辰戦争に敗れ消滅した会津藩の再興を願う人々の思いを受け、同戦争の終結から間もない1869(明治2)年に誕生し、71年の廃藩置県によってわずか2年弱で消滅した。その短い歴史には、時代の激動と会津 […]
2018年3月28日 / 最終更新日 : 2018年4月4日 fminyu 流転の地・斗南編 【維新再考・流転の地】斗南編1 故郷失い斗南へ 150年前の歴史の大転換、明治維新について福島の視点で問い直す「維新再考」は、第3部で戊辰戦争後の人々の歩いた道をたどる。焦点は本州最北の地「斗南(となみ)」。敗戦で故郷を失い、現在の青森県東部へと移り住んだ会津の人々の […]
2018年3月16日 / 最終更新日 : 2018年3月16日 fminyu 動乱の舞台・京都編 【維新再考・動乱の舞台】京都編7 急造の錦旗、効果は絶大 戊辰戦争の端緒「鳥羽・伏見の戦い」では旧幕府軍にも勝機があったという。では、なぜ敗れたのか。京都を巡ってきた「維新再考」第2部は、急展開の中でクライマックスへと向かう。 ◆諸藩寝返り慶喜逃亡 京都―大阪間を結ぶ京阪電鉄・ […]
2018年3月12日 / 最終更新日 : 2018年3月12日 fminyu 動乱の舞台・京都編 【維新再考・動乱の舞台】京都編6 兵器に差なく一進一退 「維新再考」第2部・京都編では最初に戊辰戦争の端緒「鳥羽・伏見の戦い」の地を訪れた。改めて資料を読むと、大軍の旧幕府軍が兵器で劣り一方的に敗れたとする通説に対し、実際は旧幕府軍も最新兵器で善戦したという記述を見つけた。い […]
2018年2月21日 / 最終更新日 : 2018年2月21日 fminyu 動乱の舞台・京都編 【維新再考・動乱の舞台】京都編5 『一会桑』勢力が幕政リード 「維新再考」第2部は、幕末の政局の中心地・京都をたどっている。京都の治安維持を役目とした会津藩は、朝廷と結び付き政治のかじ取り役として歴史を動かした時期がある。「大政奉還」前後の会津藩の動きに焦点を当てた。 旧体制批 […]
2018年2月12日 / 最終更新日 : 2018年2月15日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編4 激流に誠貫いた新選組 幕末の政局の中心地・京都。動乱の地をたどる「維新再考」第2部は今回から、会津藩ゆかりの場所や人々を京都周辺に訪ねる。まずは歴史ファンの多くが思い浮かべる最強の剣客集団「新選組」に焦点を当てる。 ◆「悪役」一転人気者に 不 […]
2018年2月5日 / 最終更新日 : 2018年2月12日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編3 異郷に散った会津武士 幕末の動乱の地をたどる「維新再考」第2部。東京などの会津出身者でつくる「会津会」会長で会津藩士子孫の柳沢秀夫さん(64)=NHK解説主幹=は、幕末のひのき舞台である京都市を歩いている。名刹(めいさつ)・金戒光明寺(こんか […]
2018年1月29日 / 最終更新日 : 2018年1月31日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編2 蛤御門で役目の集大成 幕末の動乱の地に歩を進める「維新再考」第2部。「会津会」会長で会津藩士子孫の柳沢秀夫さん(64)=NHK解説主幹=は、戦乱の着火点となった京都南部から都心の京都御所かいわいへと入り、治安維持に尽くした会津藩の姿を追った。 […]
2018年1月22日 / 最終更新日 : 2018年1月22日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編1(下)内戦に奪われた日常 鳥羽・伏見の戦いのもう一方の舞台で、開戦の地となった鳥羽(京都市伏見区)へ向かう。開戦地は当時の鳥羽街道上で鴨川に架かる小枝橋付近という。橋を渡れば京まで一直線で、直線距離で10キロ足らずだ。 ◆正月から家追われる 旧幕 […]
2018年1月17日 / 最終更新日 : 2018年1月17日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編1(中)町焼かれ夜も明るく ◆老舗料亭銃撃戦の痕 鳥羽・伏見の戦いの舞台・伏見(京都市伏見区)は江戸時代、陸路が集中し、京と大坂を結ぶ水運の拠点だった。 幕府の伏見奉行所や西国雄藩の藩邸もあり、交通の要衝として発展。豊富な地下水を生かして多くの酒造 […]
2018年1月16日 / 最終更新日 : 2018年1月17日 fminyu 連 載 【維新再考・動乱の舞台】京都編1(上)鳥羽伏見で激戦突入 戊辰戦争から150年の年を迎えた。勝者によって書かれた幕末・明治の歴史のゆがみを敗者の視点から問い直す連載「維新再考」。 第2部は、戊辰を必死に戦った先人たちの足跡をたどる。戦いは京都で火がついた。かつての王城の地から旅 […]
2017年12月30日 / 最終更新日 : 2017年12月30日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】御厨 貴さん(下)きれいな選挙すぐ限界 近代国家建設へ国会の開会にこぎ着けた明治政府。しかし、選挙で議員が選ばれる衆議院は、反政府の姿勢を示す民権派の政党が多数を占め、「政府への議会の介入は許さない」と超然主義を宣言した藩閥側と激しく対立する。政治学者、御厨貴 […]
2017年12月18日 / 最終更新日 : 2017年12月30日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】御厨 貴さん(中) 英国に学んだ政党政治 西欧列強に並ぶ近代国家の建設へ、猛烈な勢いで走り始めた明治初期の日本。政治学者、御厨貴さんの「再考」2回目は、10年後の憲法制定と国会開設のため、ヨーロッパへ渡った陸奥宗光ら明治人たちが何を学んだのかを語る。 ◆伊藤博文 […]
2017年12月11日 / 最終更新日 : 2017年12月12日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】御厨 貴さん(上・第2部)議会開設の願いは同じ ◆藩閥政府と民権運動 当時の政府を外から見れば薩長の、いわば藩閥政府に見えるわけだ。ただ、政府の中の連中は、薩長で全部政府を固めてと考えて実行するだけの余裕はなかった。それぐらい近代化というのは、すごい勢いで迫ってきた。 […]
2017年12月11日 / 最終更新日 : 2017年12月12日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】御厨 貴さん(上・第1部) 「維新の三傑」失い大転換 幕末の政治的な闘争と戊辰戦争の悲劇を経て、「明治」という時代は始まった。ただ「明治維新」という近代化への変革は、その後も長い時間をかけ、多くの人々の苦闘によってなされていった。 政治学者の御厨貴さんが、明治10年以降の国 […]
2017年12月2日 / 最終更新日 : 2017年12月6日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(7) 明治政府紡いだ「正史」 江戸時代の庶民の視点から戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。まとめの第7回は江戸の庶民の心情を踏まえながら、明治政府のイメージ戦略について語っていく。 ◆歴史観、現代まで影響 戊辰戦争の諷刺 […]
2017年11月20日 / 最終更新日 : 2017年11月25日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(6) 東北の難局、会津に期待 江戸時代の庶民の視点から戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。第6回は、戊辰戦争で東北地方が主戦場となった時期の諷刺(ふうし)錦絵をみていく。 1868(慶応4)年5月に東北と越後の諸藩が「奥羽越列藩同盟」 […]
2017年11月9日 / 最終更新日 : 2017年11月25日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(5) 天皇や慶喜の姿勢揶揄 江戸時代の庶民の視点から戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。第5回は戦局が江戸城無血開城から東北方面へと向かう時期の諷刺(ふうし)錦絵から庶民の心情をみていく。 ◆戦局の変化、作品反映 1868(慶応4) […]
2017年10月28日 / 最終更新日 : 2017年11月25日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(4) 無血開城、皮肉な舞台裏 ◆激動の世、敵味方一変 江戸時代の庶民の視点から幕末や戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。第4回は、新政府軍に江戸城を明け渡した戊辰戦争の重大局面「江戸無血開城」に対する江戸の庶民の心情をみる。 新政府 […]
2017年10月28日 / 最終更新日 : 2017年12月11日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(3) 戦争の本質、庶民も把握 ◆旧幕府軍の乱れ揶揄 江戸時代の庶民の視点から幕末、戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。判(はん)じ物(もの)で表現された諷刺(ふうし)錦絵から民意を探る連載第3回は、迫り来る新政府軍に対する江戸庶民の心 […]
2017年10月28日 / 最終更新日 : 2017年11月25日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(2) 「担がれた天皇」お見通し ◆高度な謎で薩長批判 江戸時代の庶民の視点から幕末、戊辰戦争を検証している大阪学院大教授の森田健司さん。第2回も、民の声を「判(はん)じ物(もの)」で表現した諷刺(ふうし)錦絵を取り上げ、謎解きから当時の「民意」に迫る。 […]
2017年10月28日 / 最終更新日 : 2017年11月25日 fminyu 連 載 【維新再考・識者に聞く】森田 健司さん(1-2) 平和の願い会津に託す ◆諷刺錦絵気持ち代弁 突然の暴力で平穏な日常を奪われた江戸の庶民。戊辰戦争への思いを知りたければ、同時期に発行された諷刺(ふうし)錦絵(諷刺を込めた錦絵)を眺めるのが一番だ。 そもそも江戸時代、庶民が社会に対する批判を […]