【歴史文化講演会・討論】徳川宗家18代当主・徳川 恒孝氏

◆平和続いた時代から一転

戊辰150年の節目は日本の在り方を見直す好機だ。特に歴史の見方を考えてもらいたい。

約260年も平和が続いた江戸時代から一転、明治時代以降は外国と戦争するようになった。徳川家の治世と比べると本当に悲しい。

徳川家はあくまで天皇家や国を守ると考えた。一方で幕末の長州は自分のことしかない。天皇を「玉」と言い換え、味方につけた方が勝つと考えていた。

それを死に物狂いで防いだのが京都の治安維持に当たった会津藩だ。太平洋戦争に突入する発端は明治維新にあるのではないか。