「白河口、戦略の要地」 元NHKアナ松平さん、戊辰戦争で持論

講演する松平さん

「その時歴史が動いた」などの番組で知られる、元NHKアナウンサーの松平定知さんを講師とした戊辰戦争150周年記念講演会が25日、白河市で開かれた。

訪れた市民らが東北における戊辰戦争の歴史に思いを巡らせた。市の主催、白河戊辰150周年記念事業実行委などの共催、福島民友新聞社などの後援。

「戊辰戦争の意義」のテーマで進められた記念講演会で松平さんは「東北における戦いは、新政府軍の基礎固めとしての総仕上げの戦いだった。東北地方にとって何の意義もなかった」とし、「東北にとっては売られたけんかだった」と戊辰戦争の位置付けを述べた。

さらに、白河地方の戦国時代からの歴史を解説しながら「白河口の戦いは、仙台、米沢藩などが列藩同盟を結び、戦略的に重要だった白河のお城を新政府軍と奪い合った戦。結果はその後の戦の勝敗を決めた」などと来場者約250人を前に持論を展開した。

次回の記念講演会は11月26日午後2時から、棚倉町文化センターで開かれる。聖パウロ国際大の穂積忠教授(棚倉町生まれ)を講師に「戊辰白河戦争」の題で講演が行われる。入場料は500円。問い合わせは市文化振興課内白河戊辰150周年記念事業事務局(電話0248・22・1111)へ。