「庶民の目線で見る歴史」南会津の戊辰戦争語る・渡部康人氏

只見町の只見振興センターで開かれた「知られざる南会津戊辰セミナー」では、パネリスト4人が会津地方を中心とする戊辰戦争に関わった当時の人々の思いや現代に与えた影響などについて語り合った。

◆奥会津博物館研究員 渡部康人氏

 戊辰戦争の歴史は武士階級の目線で語られていることが多いが、庶民の目線でみた歴史も大事だ。南会津には、新政府軍に協力して戦死した庶民の墳墓が残されている。

このことから南会津の庶民は新政府軍の命令に従い、会津藩にも協力していたことが分かる。

庶民にとって、戊辰戦争は江戸時代の社会の仕組みから決別、解放される意味もあった。歴史にはさまざまな視点が重要だ。