会津の偉人をキャラクター化 山本八重、斎藤一らのぼり旗に描く

JR会津若松駅前に設置されたのぼり旗

戊辰150年に合わせ、会津若松市の会津若松商工会議所青年部(小川伸幸会長)は会津を代表する偉人を”英雄”としてキャラクター化することで全国に発信し、ファンをゆかりの地にいざなう事業に乗り出した。キャラクター化したのはゲームデザインを手掛けるデザイナー。31日には、偉人キャラクターが描かれたのぼり旗をJR会津若松駅など5カ所に計35本設置した。

埋もれた観光資源にスポットを当て、新たな観光ルートを発掘していく事業で、名前は「戊辰偉人道7」。戊辰戦争で果敢に戦った山本八重や新選組の斎藤一、白虎隊のほか、会津藩家老西郷頼母、後の理学博士山川健次郎、社会事業家瓜生岩子、ドイツ人捕虜を人道的に扱った松江豊寿の計7人・組を取り上げた。

約2メートルののぼり旗にはQRコードが付いており、スマートフォンなどで読み込むとキャラクターの紹介や戊辰150年の歴史、お薦めの観光ルート、記念イベント、うまいものガイドなどを閲覧できる。

キャラクター化は歴史が苦手という若者にも関心を持ってもらい、インバウンド(訪日外国人旅行)の推進にも役立てたい考えだ。31日は同駅のほか鶴ケ城、白虎隊が自刃した飯盛山、2カ所の道の駅(ばんだい、あいづ湯川・会津坂下)にものぼり旗を設置した。会津若松駅での作業には正野定見駅長が立ち合った。小川会長は「新たな会津ファンを増やし、多くの若者が探索するようになってほしい」と期待している。