3藩藩士の霊弔う 磐城平、泉、湯長谷藩ゆかりの子孫ら

法要後に追悼の言葉を述べる松村会長(中央)

磐城平藩の安藤家ゆかりの子孫らでつくる、いわき市の平安会(松村耕三会長)は11日、同市の良善寺で戊辰戦争で亡くなった藩士の追悼法要を行った。戊辰戦争150年の節目を記念して磐城平城の戦いで同藩とともに戦った泉、湯長谷両藩ゆかりの子孫らを初めて招き、同市に所在した3藩ゆかりの子孫らが藩士たちの霊を弔った。

同会は明治時代に発足以降、戊辰戦争で磐城平城が落城した日に合わせて毎年8月11日(旧暦7月13日)に追悼法会を開き、戦死者の法要を行ってきた。今回の記念法要には泉、湯長谷両藩ゆかりの子孫のほか、市関係者、地元の歴史研究者らも招いた。

法要では、同寺の柳井貫務住職が読経した後、松村会長が「150年を機に今後も地域の人たちにいわきでの戊辰戦争を伝え継いでいく」と追悼。安藤家第16代当主の安藤綾信さんと湯長谷藩内藤家17代当主の内藤博さん、泉藩家臣の子孫中村矩之さん、清水敏男市長があいさつした。

法要後は同寺敷地内の墓所に眠る戦死者の墓参りを行ったほか、地元泉崎青年会によるじゃんがら念仏踊りも奉納された。