旧会津藩士を慰霊 若松市長が青森・むつ市訪問、節目に思い新た

斗南藩追悼之碑に手を合わせる室井市長(左)と宮下市長

戊辰戦争に敗れた旧会津藩士や家族らが移り住み、斗南藩を構えた青森県むつ市を訪問している室井照平会津若松市長らは21日、移住先で没した藩士らが眠る「斗南藩墳墓の地」で献花し、戊辰150年の節目に先人らの霊を慰めた。

室井市長のほか、宮下宗一郎むつ市長、青森県に住む会津ゆかりの人たちでつくる斗南會津会の会員らが参列。敷地内の「斗南藩追悼之碑」に向かい、焼香して手を合わせた。

参列した藩士の子孫の嶋影秀子さん(62)=むつ市=は「会津の人が今でも訪ねてくれるのはありがたい。墳墓の地をこれからも守っていきたい」と思いを新たにした。

同日午後には、戊辰150年を記念する講演会や交歓会が開かれた。

講演では東奥日報社特別編集委員で、斗南藩について記事を連載する松田修一さんが同藩成立までの過程などを解説。出席者は苦難の歴史をたどった先人らに思いをはせ、両市の歴史的な結び付きを再確認した。