京都に松平容保の石像建立へ 年内にも、守護職時代の姿で

京都在住の会津地方の関係者などでつくる「京都會津会」(大竹文夫会長)は10日、戊辰150年を記念して、幕末の京都で命を落とした会津藩士らを埋葬した「会津墓地」(京都市)に、当時の藩主・松平容保(かたもり)の石像を建立すると発表した。早ければ、年内にも完成する。

会津墓地は、京都守護職を務めた容保が本陣を置いた金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)内にあり、在京中の戦死者、病没者らの墓や慰霊碑がある。

石像は約120センチの座像で、青御影石で造られる。台座を含めた高さは約172センチになる。モデルとなるのは、京都守護職だったころに撮影したとされる写真で、容保は烏帽子(えぼし)をかぶり、孝明天皇から下賜された「御衣」で作ったという陣羽織を身に着けている。

周辺の整備などを含めた経費は、210万円程度になる見込みで、2006(平成18)年の会津墓地改修のため、同会のほか、会津会、会津弔霊義会などで集めた資金の余剰金を活用する。

同会名誉会長の森田嘉一京都外国語大理事長(87)は「もっと早く像を建立したかった。完成すれば、会津だけでなく、多くの方に訪れてほしい」と話した。