会津藩士よ安らかに… 会津若松で「復禄記念碑前祭」

祭文を読み上げる井上副会長(中央)=会津若松市・阿弥陀寺

戊辰150周年に合わせ、地元有志らでつくる「会津戊辰戦争150周年事業実行委員会」は21日、会津藩士戦死者が眠る会津若松市の阿弥陀寺で「復禄記念碑前祭」を行い、出席者らが会津藩士のみ霊に祈りをささげた。

同実行委は、明治以降に元会津藩士らが政府を相手に裁判を起こし公債発行(復禄)を勝ち取った復禄運動を伝える活動を行っている。同寺には1929(昭和4)年に同運動の功績を伝える復禄記念碑が建てられており、同実行委は元会津藩士が誇りを失わずに同運動に取り組んだ証しなどを顕彰しようと毎年、同寺で碑前祭を行っている。

碑前祭には約20人が出席。出席者らが焼香し、井上昌威副会長が「戊辰戦争から150年を迎え、これからは会津藩の真の義を全国に伝えていく」と祭文を読み上げた。会津にゆかりの深い新選組の局長近藤勇や副長土方歳三、同寺に墓がある斎藤一の写真も同寺に納めた。