両軍戦没者に「献唱」 安達、安達東高生が平和へ願い込め

哀悼の気持ちを朗々とした歌声に乗せて表した生徒たち

二本松市の市民会館で3日に開かれた、市戊辰150年事業の二本松戊辰戦争戦没者慰霊祭では同市の安達、安達東両高の音楽部生が二本松での戦いで亡くなった全ての人を追悼する献唱をささげた。

1曲目は「あなたはどこに」で安達高生が選んだ。二本松少年隊の悲劇などを後世に伝えていきたいという気持ちを込めた。2曲目に歌ったのは「瑠璃色の地球」。安達東高生が選んだ。平和な世界を築きたいと訴えた。

献唱は二本松藩丹羽家18代当主の丹羽長聰さんによる祭文奏上の前に行われた。純粋な高校生たちの澄んだ歌声が会場に響き渡り、式典での厳粛さがさらに増した。

三保恵一市長は冒頭の式辞で「東西両軍の全ての人を慰霊できるのは感慨深い」と今回の慰霊祭の意義を訴え、「霊の末永くやすらかならんことを」と哀悼の意を表した。