勇ましく白虎隊語る 女流講談師・神田さん、猪苗代で独演会

白虎隊の最期を語った女流講談師の神田山吹さん=猪苗代町体験交流館学びいな

女流講談師の神田山吹(やまぶき)さんは18日、猪苗代町体験交流館学びいなで独演会を開いた。戊辰戦争150周年の特別講談として、白虎隊の悲劇と会津藩祖・保科正之をテーマに巧みな話芸を披露した。

老若男女に親しまれる語り口が人気の神田さんは「語り継がれる白虎隊の最期」と「名君・保科正之公の出生秘話」を講談した。「白虎隊」は今回のための新作書き下ろし。

講談は会津の戦いに至る当時の情勢に始まり、神田さんが隊士の出陣や戦場の場面を勇ましく語った。見せ場の飯盛山では「われら白虎隊はここで死すとも、その魂は後の世に残る」と次々に隊士が自刃する場面を、情感たっぷりに伝えた。

講談後には「白虎隊は地元の皆さんがよく知る話だが、大変勉強させていただいた。全国の寄席でも披露していきたい」と語った。