幕末に思いはせ 会津美里で戊辰ゆかりの地巡るツアー

戦死四十人墓で説明に耳を傾ける参加者

戊辰150年に合わせた、会津美里町教委の「戊辰戦争ゆかりの地を巡るバスツアー」は6日、町内のゆかりの地7カ所を巡るコースで行われ、約80人の参加者が幕末激動期の歴史に思いをはせた。

同町は戊辰戦争時、各街道沿いでは、城下に侵入しようとする新政府軍との間で激しい戦いが繰り広げられた。町内には多くの戦死墓、供養塔が点在し、壮絶な戦いを今に伝える。

ツアーは2班に分かれて行われ、戊辰戦争の資料が展示されている向羽黒ギャラリーや観音山の石碑群、弾痕が木の幹に残っていたという御館神社などを回った。

宿場だった同町関山は1868(慶応4・明治元)年の会津戦争で9月2日から3日にかけて激しい攻防戦があり、集落全体が焼失した。戦死者40人を弔うために建てられた戦死四十人墓があり、町観光協会ガイド委員会の遠藤秀一副委員長、渡部茂一委員らが案内役を務め、当時の様子などを説明した。