勢津子さまの功績をしのぶ 会津若松で生誕110年記念式典

玉串をささげる松平保久氏

会津松平家から皇室に嫁いだ秩父宮妃勢津子さまの生誕110年、昭和天皇の弟・秩父宮雍仁(やすひと)親王との成婚90周年に合わせた記念式典「重陽祭」が9日、会津若松市の国指定名勝会津松平氏庭園御薬園の重陽閣で行われ、参列者が勢津子さまの功績をしのんだ。

秩父宮妃勢津子殿下顕彰委員会(宮森泰弘委員長)の主催。勢津子さまの生誕日の9月9日(重陽の節句)に合わせて行われた。

皇室に嫁いだ勢津子さまは、戊辰戦争で「朝敵」の汚名を着せられた会津人に希望を与えた。重陽祭は毎年行っているが、今回は節目に合わせて規模を拡大し、約90人が参列した。元秩父宮殿下妃殿下宮務官の山口峯生さん、東京帝大総長などを務めた会津出身の教育者山川健次郎の孫で元宮内庁御用掛の服部艶子さん、秩父宮会の会員らも参列した。

宮森委員長が「戊辰150年でもあり、今年は節目が重なった。勢津子さまのご遺徳を長く語り継いでいこう」とあいさつ。神事が行われ、参列者が献花した。会津松平家第14代当主の松平保久氏(64)と勢津子さま実家当主の松平恒忠氏(81)があいさつした。

祝賀会では、28日に会津若松商工会議所で上映される「皇太后陛下 御殿場別邸行啓」や、勢津子さまのインタビューが上映された。