会津藩士らしのぶ 戊辰150年、喜多方で「熊倉の戦い 顕彰祭」

祭文を読み上げる山本会長

戊辰150年に合わせ、喜多方市熊倉町付近で起きた戊辰戦争の熊倉の戦いで奮闘した佐藤銀十郎や会津藩士中根米七らをしのぶ「熊倉の戦い 顕彰祭」は11日、同市の杉ノ下墓地で営まれ、参列者が遺徳をしのんだ。

熊倉史学会(山本佑一郎会長)の主催。熊倉の戦いは1868(慶応4)年に同町付近で起きた。佐藤は上州権田村(現群馬県高崎市出身)で幕府の勘定奉行などを務めた小栗上野介の家臣で、中根らと西軍と戦った。

佐藤は戦死し、中根は生き延びたが、思案橋事件を起こし、再び杉ノ下墓地に戻り自刃した。

顕彰祭には約50人が参列。山本会長が「殉死した方々に追慕に心をたぎらせ、これからも墓守に努めたい」と祭文を読み上げ、参列者らが焼香した。会津一刀流剣詩舞道の剣舞奉納の後、小栗上野介顕彰会の市川平治会長と中根の親族に当たる中根徹さんがあいさつした。