新政府軍、民の心つかむ戦略 福島県立博物館で戊辰戦争学ぶ講演会

新政府軍の戦略につて解説する宮間准教授

県立博物館(会津若松市)で16日、戊辰戦争の新政府軍について学ぶ講演会が開かれ、歴史ファンなどが新政府軍が民衆の支持を得ようと展開した戦略などについて理解を深めた。

約270人が来場。宮間純一中央大文学部准教授が、新政府軍は進軍した地域で、親孝行者などに褒美を与えたり、年貢の半減を実行したりするなど、旧幕府側と同じ手法で民衆の支持を得ようとしたと説明。「徳川ゆかりの寺社などを大事に扱うことで、寛容さを民衆に示していった」とも述べた。

同博物館の企画展「戊辰戦争150年」は10月14日まで。29日には「仙台藩と奥羽越列藩同盟」、10月14日には「北越戊辰戦争と会津藩」をテーマに記念講演が行われる。入場無料で、時間はいずれも午後1時30分~同3時。申し込み不要。問い合わせは県立博物館へ。