戊辰150年・佐川官兵衛遺徳しのぶ 会津、熊本顕彰会が碑前祭

碑前で奉納された会津一刀流の剣舞

幕末の会津藩家老で、戊辰戦争では各地で奮戦、「鬼官兵衛」と恐れられた佐川官兵衛の顕彰碑前祭は22日、会津若松市の鶴ケ城三の丸跡地にある顕彰碑前で行われ、遺徳をしのんだ。官兵衛は西南戦争の際に現在の熊本県南阿蘇村で戦死しており、熊本県佐川官兵衛顕彰会からも興梠二雄(こうろぎつぐお)会長ら10人が参列した。

碑前祭は、官兵衛戦死の地から寄贈された石で2001(平成13)年に顕彰碑が建立された後、会津佐川官兵衛顕彰会(菅家一郎会長)が毎年行っている。おととしの熊本地震では熊本にある顕彰碑や供養碑が壊れたが会津顕彰会などの協力で新たな胸像などが建立された経緯があり、戊辰150年の節目とお礼の意味を込め熊本顕彰会が訪れた。

碑前祭には約30人が参列。菅家会長が「熊本とのさらなる交流につなげていこう」とあいさつ。室井照平市長、目黒章三郎市議会議長、興梠聖二熊本顕彰会副会長らの祝辞に続き、神事が行われた。会津一刀流剣詩舞道の剣舞や吟詠も奉納され、参列者が玉ぐしをささげた。