綾瀬はるかさんらトークショー 会津若松・戊辰150周年記念式典

「歴史に誇りを持ち、未来につなげていただきたい」。会津若松市で22日行われた戊辰150周年記念式典で、会津松平家第14代当主の松平保久(もりひさ)さんは歴史を語り継ぐことの大切さを訴えた。

続くトークショーでは「会津会」会長の柳沢秀夫さんを司会に女優の綾瀬はるかさん、鈴木梨央(りお)さんが松平さんと会津の歴史、八重の人物像などを語り合い、会場を盛り上げた。

基調講演は、幕末から150年を経てなお「殿」と慕われる松平さんが行った。松平さんは会津藩主松平容保(かたもり)の苦渋がにじむ「降伏文書」を読み上げ、「容保公はどんな気持ちでこの降伏文書を書いたのだろうか。いわれなき『朝敵』『賊軍』の汚名を着せられ、その胸中は計り知れない」と語った。

松平さんは「困難に屈せず、はい上がって世の中に尽くそうとする会津人の力強さを感じている。今後も会津の思いを全国に発信していくことが大事だ」と言葉に力を込めた。

続くトークショーで、松平さんとともに柳沢さん、綾瀬さん、鈴木さんが登場すると会場には割れんばかりの拍手が起こった。八重の人物像を問われた綾瀬さんは「ぶれない芯の強さがあり、優しく愛情を持っている人。ものすごくハンサムウーマン」と評した。

綾瀬さんは「激動の時代の中で信念を通した姿がかっこいい。今の時代でも大事なことだと思う」と声を上げ、「『八重の桜』は宝物のような作品。会津とのつながりが続くことを願っている」と述べた。鈴木さんも撮影時の思い出などを披露した。

◆綾瀬さん、5回目藩公行列へ

23日に行われる「会津まつり」のメイン行事会津藩公行列に綾瀬はるかさんと鈴木梨央さんが参加する。記念式典後、報道陣の質問に意気込みを語った。

綾瀬さんが会津藩公行列に参加するのは連続5回目。「今年は梨央ちゃんという助っ人も参加。パワーアップして皆さんと一緒に会津まつりを盛り上げたい」と意気込み、初参加の鈴木さんも「参加できる喜びを感じる。皆さんと盛り上げたい」と述べた。

綾瀬さんは会津の印象を「皆さんが温かく、優しい言葉を掛けてくれる」と語り、「ニシンの山椒(さんしょう)漬けが大好きです」と加えた。鈴木さんは「元気をもらえる場所。わっぱ飯がおいしい」と笑顔を見せた。

綾瀬さんは戊辰150年の節目の参加について「戦争の犠牲の大きさを伝えていくことが大事だと思う」と語った。