会津藩士の生きざま解説 作家・中村彰彦さん、白河で講演

白河戊辰150周年記念事業として直木賞、中山義秀文学賞などを受賞した作家中村彰彦さんの講演会が22日、白河市で開かれた。中村さんは戊辰戦争を中心に当時の世界情勢、会津藩士の生きざまなどを語った。

「戊辰戦争・西南戦争と福島県人の動向」の演題で行われた。中村さんは、奥羽越列藩同盟の全容や二本松少年隊、白河藩と京都所司代を務めた桑名藩(三重県)のつながりをはじめ、南北戦争(米国)の武器が戊辰戦争に使用されたことなども解説した。

西南戦争での元会津藩士の活躍や東京帝国大学(現東大)総長を務めた山川健次郎らについても触れ、「(戊辰戦争後)会津藩士は学問の世界や世界との戦において重要な役割を果たしていく。今でも聡明(そうめい)な人材が残っている」と述べた。