全国の新選組ファン集結 阿弥陀寺・斎藤一の墓、子孫も参列

150年前の戊辰戦争で旧幕府軍(東軍)の主力を担った会津藩があった会津若松市で24日、戊辰戦争に関連するさまざまな行事が行われた。

幕末の京都で反幕府勢力を取り締まった「新選組」屈指の剣客で三番隊組長も務めた斎藤一(藤田五郎)の墓がある阿弥陀寺では墓前祭が営まれた。全国の新選組ファンらが大勢訪れ、斎藤の遺徳をしのんだ。

七日町通りまちなみ協議会と會津新選組同好会の主催で、第15回会津新選組まつりの一環。2004(平成16)年の大河ドラマ「新選組」を契機にまつりが始まり、全国各地から新選組に関わる団体や熱心なファンが訪れている。

墓前祭では渋川恵男(ともお)同協議会長があいさつし、佐藤功武同好会局長が祭文を読み上げた。斎藤が修めたとされる無外流居合兵道宗家の岡崎寛人さん(石川町)ら無外流居合道連盟寶祥(ほうしょう)会の居合奉納も行われた。

墓前祭には斎藤のひ孫に当たる藤田太郎さん(75)=さいたま市=も参列し「真面目で愚直、忠実な人柄だったと考える。大変な時代を経た人物だったと思うが、こうして全国から大勢の方に集まっていただきありがたい」と話した。

新選組は会津藩預かりとして京都で活躍し、戊辰戦争では旧幕府軍として会津各地でも奮戦した。