小冊子「会津戊辰戦争における悲劇の人々」を発行 会津若松の佐々木さん

「多くの人に会津の歴史を再確認してほしい」と語る佐々木さん

戊辰150年に合わせ、会津史談会相談役の佐々木善孝さん(78)=会津若松市=は9日までに、小冊子「会津戊辰戦争における悲劇の人々」を発行した。

佐々木さんは2000(平成12)年に金融機関を退職後、地元の同市での史跡巡りや同会での活動などを通して会津の歴史に触れてきた。戊辰150年の節目を迎え、「戊辰戦争時に生きた人々の悲劇を再確認し、何かの形で残したい」との思いから小冊子を作成した。

小冊子には、戊辰戦争における女性や子どもの殉難や会津藩の責任を一身に背負って自刃した萱野権兵衛、神保家の悲劇などについて収録した。

佐々木さんは「知識を学ぶだけでなく、先人の痛みや信念に触れ、会津の歴史に血を通わせてほしい」と話している。