「小千谷談判」の場見学 会津史談会、新潟の戊辰史跡巡る

「小千谷談判」が行われた部屋を見学する会員ら

戊辰150年を記念し、「会津藩士慰霊の旅」として11、12の両日に新潟県の長岡、小千谷、上越各市などを訪れた会津史談会(成田勝義会長)研修部。ゆかりの地を巡った会員ら26人は先人の苦労に思いをはせた。

長岡市では、長岡藩家老・河井継之助に関する資料を展示している河井継之助記念館を見学した。記念館には「ガトリング砲」の復元模型などがある。

小千谷市では戊辰戦争の激戦地となった朝日山古戦場近くの浦柄神社を訪ね、戦没した無名の会津藩士と白虎隊の年齢だった新国英之助の墓を墓参した。同市の慈眼寺は有名な「小千谷談判」が行われた場所。河井と新政府軍軍監・岩村精一郎(土佐藩士)が談判したが30分で決裂し北越戊辰戦争に大きな影響を与えたとされる。会員らは今も残る「会見の間」などを見学した。

上越市の会津墓地には、戊辰戦争で降伏後に高田藩に護送され、高田寺町の寺院で謹慎していた会津藩士の病死者約70人が眠る。花や線香を供え慰霊した会員らは、翌日は高田寺町の会津藩士が収容されていた寺院も訪れ、異郷の地で過ごした先人をしのんだ。